投稿日:2025年7月3日
最終更新日:2025年7月4日
和菓子くるみ餅

堺のかん袋に行ってきました

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WRITER まんまるひつじ
とにかく食べることが大好きなのでまん丸になってしまいました。 主に食べ歩き飲み歩きを専門にしています。 今のライバルはくりまんじゅうです。
堺のかん袋に行ってきました

堺のかん袋に行ってきました

かん袋のくるみ餅

堺といえば、古墳が世界遺産になったことや、歴史の教科書でも南蛮貿易で栄えたことなどが有名ですよね。
千利休や与謝野晶子の出身地としても有名で、刃物の町として今も高品質の包丁などが作られている歴史深い町です。
そんな堺の町に鎌倉時代から700年続く和菓子の老舗があります。

『かん袋』の名前の由来
安土桃山時代に、豊臣秀吉が大阪城を築城したときに、堺の商人納屋衆へ多額の寄付を要求しました。文禄二年(西暦1593年)の春中頃、桃山御殿が完成したのを機会に、秀吉は寄付金の礼として堺の商人納屋衆を招きました。その時、天守閣は瓦を葺く工事中でした。暑い日盛りの下で、蟻が餌を運ぶように職人が一枚一枚瓦を運び上げていました。この様子を見た和泉屋徳左衛門は、容易に片付かないと思い、毎日奉仕に出かけ、餅作りで鍛えた腕力を使い、瓦を取っては次から次へと屋根の上に放り上げました。瓦は春風に煽られて、紙袋が舞い散るように屋根に上がり、そこに居合わせた人々は、度肝を抜かれました。これを見た秀吉が、「かん袋が散る様に似ている」と、その腕の強さを称え、「以後かん袋と名付けよ」と命じ、それより「かん袋」が、和泉屋の商号になりました。
(かん袋のホームページより引用)

お店の外観

お店の外観 イメージ

住所:〒590-0964 大阪府堺市堺区新在家町東1丁2番1号
電話:072-233-1218
定休日:火、水曜日(国民の祝日には営業致します)
営業時間:午前10時より午後5時まで
店内飲食受付:16時45分で締め切り(売り切れ次第終了)
駐車は専用のタイムスがあります。
カーナビゲーションの検索:郵便番号「590-0963」施設名「タイムズ堺かん袋」
堺市優良観光みやげ品

氷くるみ餅

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くるみ餅といっても胡桃(くるみの実)ではなく、白玉のような餅に、青大豆を使った独特のとろりとした甘い餡をからめた一品。
すっきりとした甘さと柔らかな餅が絶妙に絡み合い、一度食べたら忘れられない味です。
特に夏場は、くるみ餅にかき氷をのせた「氷くるみ餅」が大人気!涼しげな見た目と、優しい味わいに、遠方から足を運ぶファンも後を絶ちません。
日持ちはしないので地方発送などはありません。その場でいただくのが一番です。
レジで注文すると写真のような大きな木札を渡してもらえるので、番号を呼ばれるまで待ちます。お茶はセルフサービスです。
持ち帰りは自宅用のものと贈答用の壺のものがあります。賞味期限は当日中です。翌日になるとお餅が固くなるので、電子レンジで少し温めると柔らかくなるようです。
あまりにも美味しいので、翌日まで残ることはなかったですが。
堺に行くことがある方はぜひ一度味わってみてください。